「ヤフオクで出品ページを作りたいが、売れやすいページの作り方がわからない」「とにかくヤフオクでうまく売る為のテクニックを知りたい」
この記事ではこういった疑問に答えます。
■著者の実績
記事を書いてる僕は、 eBay輸入転売ビジネスでヤフオクでの販売歴5年ほど。評価数はもうすぐ700を超えます。現在1日1時間ほどの作業で毎月30万円以上の副収入を得ています。
この記事を読むことで、「ヤフオクで売れやすい出品ページの作り方のコツ」「出品ページ作成以外のコツやテクニック」がわかる様になります。
ヤフオクで売れやすい出品ページの作り方
あなたが、これから eBay輸入で販売する商品の選び方は、すでにこれまでに売れている(需要がある)商品を真似して仕入れるのが基本になります。
もし同じ商品がいくつか売っていた場合、先に売れやすいのはまず、価格が安い順です。
これは当たり前だというのはわかると思うんですが、では価格が同じ場合、売れやいのはどういう商品ページだと思いますか?
今回の記事は僕のこれまでの経験と知識の中から、売れやすくするコツやテクニックを7つ紹介します。
eBay輸入転売初心者の人や、経験者でもさらに売上を上げたい人は、ぜひ実践してみて下さい!
それでは順に見ていきましょう。
出品テンプレートを使う
ヤフオクで商品説明を作る時は、装飾が入ってるテンプレートを使いましょう。
なぜかというと、説明文も読みやすくなるし、素人っぽさがなくなり、買う側の安心感につながるからです。
何でもいいので、他の商品説明欄をいくつか見て欲しいんですが、背景が真っ白でただ文章が書いてるだけのページと、ちゃんとデコレーションがされてある華やかなページがありますよね?
これがテンプレートなし
テンプレートあり
もし条件がまったく同じ商品が2つあり、商品説明欄だけが違っていた場合、どちらから買いたくなるでしょう?
世の中には色んな感覚の人がいるので100%とは言えないですが、華やかなプロっぽいページの方が安心感があって売れやすいはずです。
出品テンプレートは、無料でも十分ですすが、僕のおすすめは【オークファン】の出品テンプレートです。
このサイトはeBay輸入で販売する商品をリサーチする為に必ず必要なサイトなので、ここのテンプレートを使えば1石2鳥です。
オークファンをもっと詳しく知りたいという人は別記事で解説してます。
テンプレートを使ったページの作り方は別記事で解説してるので、わからない人はこちらも参考にして下さい。
※ヤフオクでの出品はオークファンの出品テンプレートを活用しよう
この記事ではまず出品ページ作成にはテンプレートを使うと効果的だという事を覚えればOKです。
タイトルに「売り」となる魅力的なワードを付ける
商品タイトルは、出品ページの中でとても大事な部分です。
「売り」となるワードというのはどういうワードか。
まず、基本的にタイトルに入れるワードとしては、
・メーカー名
・ブランド名
・シリーズ名
・製品名
・型番
・色
などですよね。
例えば、
「ニンテンドースイッチ ソフト マリオカート」
というタイトルがあったとして、「売り」となるワードを足すとこうなります。
「【新品】【迅速発送】【送料無料】ニンテンドースイッチ ソフト マリオカート」
違いはあきらかですよね?
これなら一目で【新品】とわかるし、【送料無料】は買う側が値段が分かりやすくていいですよね。それに普通は誰だって買ったら早く欲しいので【迅速発送】は魅力です。
こんな感じで、買う側の気持ちになって、自分の商品の売りとなる魅力的なワードを付けるようにしましょう。
魅力的なワードは他にも、
【未開封】【未使用】【限定】【非売品】
中古品なら
【美品】【動作確認済】【付属品完備】
等も効果的です。
それと、タイトルは全部で全角65文字以内ですが、文字数が余っていたら「☆、★、■」などを使って装飾するのもアリです。
さっきのタイトルを装飾すると
「【新品】【迅速発送】【送料無料】ニンテンドースイッチ★ソフト★マリオカート」
これだけで、すっきりと見やすくなりオシャレなイメージも演出できます。
自分が出品するのと同じ商品のライバルがいれば、そのタイトルも見て、自分の方が魅力的で目立つようにする意識をしましょう。
商品に保証を付ける
ヤフオクというプラットフォームは個人売買のイメージが強いので、あなたがeBayで仕入れた商品を出品する時は、保証をつけてあげると、買う側が安心できるので必ず売れやすくなります。
ヤフオクでは、ノークレームノーリターンで出品してる人もよく見かけますが、あなただったら買うの怖くないですか?
ここでいう保証というのは、メーカーとかがよくやっている、「買ってから〇ヵ月以内なら、無料で交換や修理をします」っていうのではありません。
さすがに最初からそこまでは難しいと思うので、お客さんが、「商品を受けとって確認をした時点で問題があれば、交換や返金をします」っていう保証です。
言いかえると、「初期不良があれば交換や返金します」って事です。
僕も全てこの保証を付けて販売してます。でも実際に問題が起きるのは、きちんと販売していれば100件販売して1件あるかないかぐらいです。
これまでにあった返品理由としては、
✔「商品説明が間違っている」
これは最初の商品知識が少ない時にしてしまったミスでした。
✔「商品が破損してる」
これは配送中のミスでした。後で配送会社とやりとりをして保証をしてもらったので問題なかったです。
でも、こういった事が起きる可能性はあるので、買ってもらう人にしっかりと満足してもらう為にも保証はつけてあげるべきです。
しかも、保証をしてあげる事により、いざ商品に問題があってもきちんと対応すれば、悪い評価を受けにくくなります。自分の評価を守るというメリットもあります。
なので、この一石二鳥の素晴らしい安心ワード【初期不良保証】をぜひ商品タイトルに追加してみて下さい。
✔保証する範囲と期間を商品説明にはっきり書く。
・範囲というのは、例えば電化製品だとすればいきなり電源が入らない場合は保証するけど、色が気に入らなかったとかはダメだよ。みたいにどういった理由なら保証するかをはっきり書いておかないと、後でトラブルの元になります。
・期間というのは、いつまでなら保証を受け付けるかです。「受け取りから〇日以内」とか決めておかないと、だいぶ経ってから返品の連絡をしてくる人もまれにいるので。
ちなみに僕のおすすめの期間設定は、「受け取り連絡をするまで」です。
ヤフオクでは、落札者が商品を受け取ったら、出品者に「受け取りましたよ」ってのを連絡しないといけないシステムになっています。
この連絡がヤフオク上では取引完了の合図なんで、僕は「受け取り連絡の後は保証できません」という期間設定にしてます。
「受け取りから〇日以内」よりわかりやすく、相手が受け取った日を確認する手間も省けるので良かったら真似してみて下さい。
こんだけ言ってても期間を過ぎて文句を言ってくる強者はいますけどね。ただ、ビジネスとして販売している以上あなたはプロです。決して怒ったりせず、いい経験だと思いうまく対応しましょう。
売れやすい終了時刻を意識して設定する
ヤフオクは、出品時に販売の終了時刻を必ず設定しなければいけません。これは、ヤフオクの特徴でもある【オークション出品】がある為です。
この終了時刻の設定はとても大事です。
結論から言うと、一般的(この意味は後で解説します。)には終了時刻は22時~23時がベストと言われています。
なぜかというと、人間は寝る前が一番判断力が鈍る為、衝動買いをしやすいからです。テレビの通販番組が夜中に多いのも同じ理由からだそうです。
あなたも朝起きて、(昨日勢いでポチってしまったー!)って経験ありません?
僕はあります。笑
こんな言い方をすると、何かいらないものを押し付けてる様な感じにも聞こえますが、本当に悩んで買う時も、衝動買いも、同じ買い物です。
衝動買いでも満足する時もあれば、悩んで買ったのに、意外に気に入らかったみたいな時もあるでしょう。
要するに、物を売るというビジネスをしていく上で、売れる確率を上げる方法があるなら、どんどんやってみましょうって事です。
話がちょっとそれましたね。
そうそう、さきほど一般的にはと言ったのは、ベストな終了時刻というのは商品の客層によっても変わるからです。
具体的に見ていきましょう。
■学生・社会人向けの商品
(アパレル系やゲーム、DIY系など)
売れやすい時間帯:6時〜9時、21時〜25時
■主婦向けの商品
(子供用品、キッチン用品、女性用アパレル系など)
売れやすい時間帯:8時〜18時
■夜のお仕事をしている方向けの商品
(ドレスやセクシー系のアパレル、コスプレ用品など)
売れやすい時間帯:23時~9時
こんな感じで自分が売る商品はどんな人が買うのかを意識して、終了時刻を設定する様にしましょう。
ここまでが、出品ページ作成時にできるテクニック4つです。
次は、その他にできるテクニックをさらに3つ紹介します。
評価と自己紹介で安心感を与える
ヤフオクでは、売る人も買う人もお互いの事を全然知らずに取引をします。気軽だというメリットの反面、相手がどんな人かわからないので不安だというデメリットもあります。
実際にフリマアプリで詐欺にあったなんてニュースを聞いた事もあるんじゃないでしょうか?
そこで相手に安心感を与える為に大事なのが、【評価】と【自己紹介】です。
まず【評価】とは、取引完了後に相手をお互いに評価するというシステムです。
評価は以下の5段階です。
「非常に良い」
「良い」
「どちらでもない」
「悪い」
「非常に悪い」
この中でもらいたい評価はもちろん「非常に良い」です。ヤフオクではお互いを評価しあうので相手を悪く言うと自分に返ってくるのを恐れて、普通に取引すれば「非常に良い」をいただけるはずです。
とにかく、相手に喜んでもらえる様に意識して取引しましょう。
後は、評価をするのは絶対ではないので、人によってはしてもらえない事もあります。なるべく評価をもらえる様な工夫をしましょう。
ここで、評価をもらう為の1例を紹介します。
商品を発送した後に、取引ナビのメッセージ欄で次の様なメッセージを送ります。
「○○様、お世話になっております。商品受け取り後問題がなければ、お手数ですが今後の励みになりますので、評価の方よろしくお願いいたします。」
たったこれだけのメッセージを送るだけで、評価してもらえる確率があがるので、良かったら試してみて下さい!
ちなみに評価を頂いたら、ちゃんと相手にもお返しするのを忘れずに。
次に【自己紹介】です。
自己紹介は、出品者情報に載せる事ができます。
ここにしっかりとした自己紹介文を書く事で、相手に安心感を与えることができ、落札率アップにつながります。
編集のやり方は、PCなら【マイオク】→画面右上【オプション】→各種設定欄の【自己紹介の編集】をクリック
スマホアプリだと、【マイオク】ページの右上に、【自己紹介】があるのでそこをタップします。
書き方としては、やはりここも見た人に安心感を与えられる様に意識しましょう。
例文を紹介します。
「この度は数あるオークションの中から、こちらのページをご覧いただきありがとうございます!当方は、いつかネットショップでお店を開くのが目標の2児の父です。丁寧な梱包と迅速な発送を心がけています。商品に関して気になる点がありましたら、お気軽にご質問下さい!」
ポイントは、
✔きちんとしたあいさつ
✔プロの販売者を目指している
✔しっかりと商品を送るアピール
✔子供がいる
パッと見て、こんな人が変な商品を送ってきそうな印象はないですよね?
子供がいない人は「社会人〇年目」とかでもいいと思います。
上の例を参考に、安心感のある自己紹介文を作ってみましょう!
1円スタートを活用する
1円スタートとはその名の通り、出品時のスタート価格を1円に設定する方法です。
オークファンでリサーチをしていると、入札数が2桁や3桁もあるのを見かける事があると思います。
オークファンでのリサーチについては、別記事があるのでご覧下さい。
※別記事リンク
なぜこんな多いかというと、スタート金額を1円にして入札者同士で競争をして落札された為です。
このような商品と同じものを出品する場合は、1円スタートを使う事により確実に売り切る事ができます。
と思う人もいると思います。
適当に出品すると希望金額より安くなる可能性は高いですが、過去のデータをしっかり確認する事により、どれぐらいで落札されるか判断できるので安心して下さい。
確認するべきデータは【入札履歴】です。
これから確認方法を説明します。
オークファンの落札商品の個別ページ右側の中段あたりの【入札履歴】があるのでクリックすると、何人の人がどの様に入札したかがわかるページに飛びます。
これが入札履歴の画像です。
これを見ると落札金額33000円に対し、落札できなかった2位の人が32500円。3位が32400円でした。
という事は、近い値段で買いたいと思ってる人がまだ2人いるという事なんで、すぐに出品すれば同じぐらいの金額で落札される可能性が高いと判断できます。
これは良い例です。
逆に気をつけなければいけない悪い例を紹介します。
これだと、落札金額37000円に対し、2位が15500円。3位が14500円です。
競争してるはずなのにどうしてこういう事になるかというと、出品者が別のアカウントを使って1位と競って値段を釣りあげた後、入札を取り消している為です。
という事は次に出品しても実際に欲しい人は15000円ぐらいまでだと思ってるので、今回の落札金額ぐらいまで値段が上がらない可能性が高いです。
値段のつり上げ行為はヤフオクで禁止されていますが、実際は全て取り締まる事ができてないので、こういう出品者がいます。
この様に1円スタートをする時は入札履歴を見て、赤字を出さない為にもしっかりチェックしましょう。
あくまで過去のデータなので、その後ライバルがもっと安い値段で出品してくる等、現在の出品状況によって予想どおり値段が上がらない事もあります。
その時は、信用度が下がるのであまりおすすめできませんが、出品を取り消しする事もできます。(入札者がいる場合550円のシステム利用料はかかりますが。)
ただ、再度出品しても同じ事になる可能性は高いです。諦めて販売して次の仕入費用に回すというのも、キャッシュフロー(資金の回転)の面では正解の場面もあるので、臨機応変に対応しましょう!
そして最後に、1円スタートで一番大事な「出品期間」と「終了時刻」の設定のポイントです。
■「出品期間」は、なるべく長い方がたくさんの人の目に触れるので、最低でも5日以上にしましょう。
■「終了時刻」は、さきほど説明した【終了時刻を意識する】の項目を参考に、買ってくれそうな人が集まりやすい終了時刻に設定しましょう。
注目のオークションを活用する
最後のテクニックは「注目のオークション」というヤフオクでの有料広告を効果的に使う方法です。
この方法は、前の項で紹介した【1円スタート】と組み合わせるとさらに効果的です。
「注目のオークション」とは、自分の出品した商品に広告費を設定し、検索結果の上位に表示させる事が出来るシステムです。
設定のやり方の前にまず、設定する時のポイントを2つ説明します。
■終了時刻の1日前に設定する。
オークション形式の場合、盛り上がるのは終了時刻の1~2時間手前です。この時までに商品が目立っていればいいので、むだな費用を使わない為にも、設定するタイミングは1日前で十分です。
■設定金額は上位3位以内に入る金額にする。
この広告のシステムは、カテゴリーごとの金額順に上位表示されるのですが、普通に検索した時に実際にトップに表示されるのは、上位3位までです。
4位以下は、検索結果を「注目のオークション順」に切り替えなければ表示されません。
商品を探す時に、わざわざ広告の順に切り替える人はそういないので、金額を設定する時は3位以内に入る様にしましょう。
やり方を実際の画像付きで説明します。
1.【ヤフオク】ログイン後、画面右上の【マイオク】をクリック
2.次に開いたページ上部右側の【出品中】をクリック
3.設定したい商品の右端にある【注目させる】をクリック
4.金額の設定画面になるので、上位3位以内にチェックを入れるか、金額を直接入力して最後に【確認する】をクリック
他の出品者も3位以内に入る事を目指してくるので、一度設定した後もランキングが下がっていないか後でチェックする様にしましょう。
いかかがでしたか?
以上がヤフオクでの販売テクニック7つです。
1つ1つの方法は決して難しくないので、あなたが今後eBay輸入でヤフオクを利用するなら、ぜひ身につけて下さい!
✔出品テンプレートを使ってオシャレで見やすいページを作る
✔タイトルに「売り」となる魅力的なワードを付ける
✔商品に保証を付ける
✔売れやすい終了時刻を意識して設定する
✔評価と自己紹介で安心感を与える
✔1円スタートを活用する
✔注目のオークションを活用する
というわけで今回は以上になります。
もしあなたがビジネスを始めるのに迷っていたり、始めた後で壁にぶち当たったりした時は、なるべく1人で悩まないで下さい。
もちろん最後に決めるのはあなた自身ですが、すでに結果を出している方の話というのは、聞くに越した事はありません。
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感想でも何でもいいです、いつでも送って下さい!
(誹謗中傷は凹むから返信しないかも 笑)
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